ニチハ 丸くは、ならない。
本場でも通じるニチハテクニック
前回に続き、実験の結果投稿です。
全ての材料において沸騰した鍋の上に透明な蓋をして3分間様子をみています。
①.まずは構造用合板
3分間経っても何も変化がりません。
ある方は構造用合板でも湿気も通るという話をされていたが違うようです。
②.ニチハ『あんしん』
構造用合板と同じく変化なしですね。
③.ダイケン『ダイライト』
カタログの説明と同じように1分30秒後に蒸気でくもり始め
3分では水滴まで見られるようになりました。ヽ(゚◇゚ )ノ
カタログに偽りなしでホッとしました・・・
④.ダイケン『アセダス・耐震ボード』
名前からして一番透湿性が高いと思っていたのですが
2分後位から蒸気でくもりはじめ、3分後では水滴は見られません。
⑤.三菱マテリアル『モイス』
アセダスと同じような結果です。
実験後裏側を観察してみました。
ダイライトは結構ビショビショでしたが
モイス→アセダス→あんしん→合板の順番で濡れ感がなかったですね。
その後、透湿防水シートの上に置いて4時間後(仕事をあがる時間)に裏側を観察したら、
ダイライトはまだ濡れていましたが、
他の部材は上記のようにモイスが一番サラッとしていて
他は同じような感じでしたね。
薄~い板(接着材で遮断されているので)になっている合板でも木の力はすごいなぁ~と思った次第です。
ということは、カタログ上でも調湿性能が高いと謳っているモイスはその通りだということになりますね。ヽ(゚◇゚ )ノ
但し、『ダイライト』さんはこんなこともいっております。
水分を含んでしまうから余計結露すると・・・(@_@)
結果、私たちはやはり『モイス』を使っていくこととします。。。
実は現場でも取り回しの時にダイライトは軽くていいんですが、
割れやすかったりもしますので・・・