税金を払っている人なら絶対にふるさと納税は、活用べきです。
楽天カードがあればさらに納税額の5~7%分のポイント獲得が可能
⇒ [楽天でのお買物]を5,000円引きで買う方法はこちら!
このブドウ糖がすごい!!
☆犬「急性膵炎」
経過と治療と食事療法の覚え書きです。
(愛犬の膵炎で戸惑っている方の、参考に少しでもなれば幸いです)
箱入り娘
座敷犬のお嬢
バーニーズマウンテンのイロリン
(㊟ 去年の写真です)
若干2歳の若い身空で
この度
「急性膵炎」なる厄介で危険な病気に罹ってしまいました。
急性膵炎とは
活性化した膵液が膵臓自体を消化することで生じます。
膵炎は、中年齢以上の犬での発症が多く、雌での発生が高いです。
膵炎は激しい嘔吐がある時や腫瘍や異物などで膵管が閉塞した時、事故などで膵臓を傷つけた時など様々な原因で活性化した膵液が膵臓内に逆流し、膵臓自体を消化することで生じます。この他、 や上皮小体機能亢進症といった病気、ウイルスや寄生虫の感染、ステロイド剤や利尿剤といった薬物の投与、腹部の外傷や手術などが要因となることがあります。また、脂肪分の多い偏った食事を食べている犬や、肥満している犬に発症する傾向があります。
症状は
急性膵炎では、発熱や元気・食欲の低下、腹痛、浅速呼吸、嘔吐や下痢、脱水などが現れます。重症の場合には、呼吸困難やショック症状を示すことがあり、命に関わることもあります
<イロリの経過>
残暑も厳しい8月の末の夜中、
血液の混じった下痢を多量にして
ハアハアと荒い呼吸をするイロリン
その時は、
血便を気にしながらも
「何か、悪い物でも食べたかな?」
ぐらいにしか思っていませんでした。
(見守るスミビと、熱で目つきが怪しい
イロリン)
整腸剤と抗生剤を内服させた所
下痢は治まったのですが
呼吸が荒いため熱を測ったら
42℃近い高熱!(大型犬の平熱は38.5℃)
でもね、
この時はまだ、急性膵炎なんて
ちっっっとも、頭に無く、
去年の熱中症を思い出し
(あ・・・・あんなに気を付けていたのに
今年も、熱中症に罹らせてしまったのかも・・)
と、苦しむイロリンに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。。。
熱中症を疑いながらも
下血も気になったので
水風呂には入れず、
全身を冷やして様子見たのですが
熱は下がらず。
獣医さんに相談し
自宅で朝昼晩の皮下点滴(1000ml/日)をしつつ
(朝の点滴を見守っている(?はずの)私爆睡中)
血液検査もしてもらった所
膵炎の所見のアミラーゼ・リパーゼが
驚くほど上昇していたのです。
「急性膵炎」です!
あぁぁぁぁぁーーー!!!!
可哀想な事しました。
急性膵炎の初期の治療は、
短期の絶食!
なのに、私ったら、
「少しでも栄養つけるのよ!」
と、
嫌がるイロリンに
犬用の栄養、脂肪たっぷりの
ペースト補助食品を
口の中に練りこんでいたのです。。。。
(ゴメンヨ、イロリン)
お腹、痛かったね・・・・・。
イロリンは犬の本能、野生の本能で
(今、これを食べたらあたいは、ヤバイわよ。)
と、察知していたのでしょうね。
歯を食いしばって拒否していたのです・・
短期の絶食治療期間も過ぎてしまい
高熱でフラフラのイロリン。
(だめよぅ~、だめ、だめ~)
これ以上点滴だけの栄養では
体力が落ちてしまい起き上がれなくなる可能性が有ると
「無脂肪」の物を摂取するよう
獣医さんに勧められました。
(脂肪を取る事で、膵液が脂肪を消化しようと一生懸命働いてしまうので、
病気を悪化させてしまうのです。)
でもね、先生に教えてもらった
ササミ・サツマイモ・ジャガイモをゆでた物・等
食べないのです。。。。
お菓子風に焼いてみても
「ペッ!」と吐き出してしまうのです。。。。。
まだ、体が拒否しているのね
(ゆでたササミだよ)
(イロリンが食べないなら、
おいらが食べてあげるよ。byポット)
試行錯誤してたどり着いたのが
人間用の
「無脂肪牛乳」
(牛乳の合わないワンは気を付けてね)
「無脂肪ヨーグルト」
これに
「ブドウ糖」を混ぜて
カロリーを上げました!
㊟なぜ、「ブドウ糖」かと申しますと
(炭水化物は最終的にブドウ糖になって、体に吸収されるので
その過程を省けば体の負担も軽くなるし、
短時間で吸収されるから、願ったり叶ったりなのよ)
又、膵臓病になると
糖尿病になる可能性があるので
ブドウ糖による急激な血糖の上昇に気を付けながら
恐る恐る、
大胆に、
カロリーを上げて行きました。
☆闘病生活22日目
点滴をしつつ
(点滴中お兄ちゃんに甘える
イロリン)
牛乳とヨーグルト、ブドウ糖で補助しても
やっぱり
栄養もカロリーも全然足りません。
ホネホネイロリン
今だったら
バーニーの骨格モデル
世界一です!
以前38㎏→現在の体重33㎏を維持するのに
1500㎏cal/日必要なのに
1000㎏Cal/日がやっと。
マズイです!
ヤバイです!
獣医さんと相談して
ドライフードを開始する事にしました。
でもね、「膵炎治療食」と言う物は
今の所無いそうです。
(何故かと言うと、ワンの場合、
重症膵炎で復活できる可能性が少ないので、
需要も無いそうで・・。)
ドライフードの
脂肪って平均13%前後なんですね。
できたら
脂肪0%で高カロリーが希望なのですが
そんなフードは無いわよね。。。。
調べました!
<急性膵炎治療ドライフード>
まずはダイエットフード
1・ヒルズのサイエンスダイエット
脂肪9%・エネルギー314㎏Cal/100g
2・ロイヤルカナン・ウエイトケア
脂肪9%・エネルギー339㎏Cal/100g
3・ウルトラプレモアム リディースカロリー
脂肪5%・エネルギー306㎏Cal/100g
4・森永ドックフード・スーパーゴールド
脂肪5%・エネルギー310㎏Cal/100g
脂肪を下げるとカロリーも低くなってしまいます。
どちらを取るかと言うと
やっぱり、
低脂肪を優先したいところです。。。
そんなこんなで悩んでいた時
友達が、
「これ、どうかな?」と教えてくれたのが
5・ロイヤルカナンの
「消化器サポート(低脂肪)」
脂肪5%・エネルギー346㎏Cal/100g
あぁぁぁぁーーー!!!
忘れていました!
脂肪の事ばかりきにして。
そうです!
膵臓は消化器系でした。
消化器サポート(低脂肪)は、
消化吸収が良くて低脂肪です!
そして、説明書きをよく見ると
「急性膵炎を考慮し」と書いてあるではありませんか!
早速、試した所
バリバリ、ポリポリと食べてくれました。
少しでも多く食べてくれると嬉しくて
つい、調子に乗って与え過ぎると
熱が出てしまったり・・・・・
次の日は
「それ、いらなぁ
い。」
と。拒否されたり。
難しいものです。
現在、
熱と相談しながら
上記5種類のフードを交互に食べております。
<治療>の経過のまとめ
以下、状態を見ながらの対応。
1 初期は、絶食で膵臓を休めます。
・点滴
・飲水(犬用電解質パウダーを混ぜます)
・抗生剤内服(消化器系の感染予防の為)
・胃保護剤内服(熱等による胃の負担を軽減する為)
2 経口摂取開始 (獣医さんと相談しながら)
・無脂肪牛乳+ブドウ糖
・無脂肪ヨーグルト+ブドウ糖
3 内服薬追加 (経口摂取開始の為)
・食欲を促進する薬
・消化酵素剤(膵液を抑えつつ消化を促すため)
4 フード、固形物開始
・熱と相談しながら
低脂肪のフード
ササミ
先日、再度、血液検査をしていただいたところ
・アミラーゼ(正常値401~1395)
初期1200➡今回1632
・リパーゼ(正常値200以下)
初期1000以上➡今回384
アミラーゼは上がってましたが
膵炎診断項目のリパーゼが下がっていましたから
一安心です。
本人(犬)もだいぶ「シャン!」としてきました。
30日以上続いた高熱も、
徐々に下がり始めています。
峠は越えました!
(こ、こ、越えたと思います。。。)
「まったく、大変な登山だっわ
」
(痩せすぎて、頭がロケットの様に尖がっちゃたよ)
長い文章に
お付き合いありがとうございました。
お陰様でイロリン、
復活しつつあります
追伸
ヒバチはマイペースでご機嫌です!
↓
「イロリン、ゴハン、いらないって言うから
あたいが、全~部、食べてあげたの。」
ブドウ糖まとめサイトをさらにまとめてみた
こんにちは、どりーです




































他にもまだ制作中です









