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私のブログをフォローされている方ならご存知のように、私は「糖質制限」という言葉が大嫌いである。
長ったらしいけど、「砂糖・異性化糖制限」と言い改めるべきと思っている。
基本的に名前がついた食事法というものは、病院食と何ら変わらないと考えている。
また食事法の中でも亜流とか派閥があるという事実・・・バカバカしい限りである。
た・だ・し!!
マイルドな糖質制限・・・これは病気とまではいかなくても、病気の始まりである「肥満」には2年間限定で有効だと思うし、実際そのような報告も多い。
だからマイルドな糖質制限に限って、期間限定で推奨する。
さて、我々は一般的に何かを信じると、自分にとって都合のいい情報ばかりに注目してしまう。例えば「糖質制限」1つとっても、推奨派・反対派では、情報の集め方は正反対である。
これは決していい事ではない。
プラス記事・マイナス記事の両方から調べて総合的に判断すべきである。私自身、発信の際にはいつもではないが、両方から調べるようにしている。
さて、次の記事に注目してほしい。
このタイトル、糖質制限反対派にとっては、ありがたい情報である。おそらくシェアする者も多いであろう。
⇒ 『』
しかし、ちょっと待った!!
シェアする前に、この内容、本当に理解してからシェアするか考えるべきである。
あくまで私個人の考えだが、この記事ツッコミどころ満載である。
まず基礎知識から。
糖質、特に砂糖(二糖類)などを多く摂ると、血糖値が急上昇する。すると、「肥満ホルモン」とも言われる「インシュリン」が膵臓から分泌されて、血糖値を下げようとする。
これを長年繰り返していると、やがて膵臓が疲れてしまい、インシュリン分泌の機能が低下し、高血糖の状態になり、2型糖尿病となる。糖尿病は心臓病や脳卒中、更には癌などのリスクファクターになる。
よって、血糖値はあまり高すぎない方がいいのである。
ちなみに単糖類である果糖(特に異性化糖)も糖尿病の原因になる。
次から、添付したサイトから部分的に抜粋する。
2002年に1日平均で271.2gだった炭水化物(糖質+食物繊維)の摂取量は、2014年に255.8gまで減少した。その一方で糖尿病患者は同時期に228万人から317万人まで増加した。
この12年間における糖質制限ブームや健康意識の高まりで、日本人の糖質摂取量が1日平均15g減ったにもかかわらず、糖尿病患者はおよそ100万人も増えました。
もちろん高齢化の影響もあるのかもしれませんが、それにしても糖質制限との『負の相関』が際立っている。この矛盾は、“糖尿病のパラドックス”と呼ばれています.。
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記事の冒頭文からツッコミどころ満載である。
糖質摂取量が1日平均たった15g減っただけで、糖尿病が増えるであろうか?
いや、そもそも、-15g/日は糖質制限と言えるであろうか?、これはいくら何でも糖質
限とは言えない。
糖尿病患者が増えたのは、食事に関して言えば、食の欧米化により脂質摂取量が増えて、元々胃腸の機能が弱い日本民族の腸内環境が悪化したからであろう。
続いて、記事の後半から。
糖質を制限すれば、体内から糖が無くなるわけではありません。体内の糖質が不足すると、脳が活動を維持できなくなるなど命にかかわる障害が出てしまう。それを防ぐために、筋肉を分解して糖を生み出す『糖新生』という反応が起こります。
糖新生は、空腹とともにストレスを感じた際に脳から分泌されるホルモン「コルチゾール」によって引き起こされる。だが、筋肉を溶かしてまで糖を生成する「コルチゾール」が分泌されるほどの低血糖状態は、人体にとってかなりイレギュラーなことだという。
低血糖状態から体を守るために、コルチゾールは糖新生と同時に、上げた血糖値を維持するために『インスリン』の効きを悪くして血糖値が下がるのを防ごうとしてしまいます。そうなると、今度はインスリンが効かなくなってしまう。その結果、血糖値を下げられなくなって、糖尿病になるという可能性が指摘されているのです。
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少々難しい内容だったかもしれない。
要は、糖質不足になると、体内で新たな糖を作りだす「糖新生」が起きる。しかし、それが別なホルモンに作用して悪影響を及ぼし、結果的に糖尿病になるという内容である。
た・だ・し!!
この内容は間違っていないのだが、これは極端な糖質制限の場合に起きるのである。繰り返すが、-15g/日程度の糖質減は、それ自体糖質制限とは言えない。
つまり前半と後半の文章は別々の内容である。
だが記事は1つなので、まるで少量の糖質減で糖新生が起こってしまうと勘違いする人が多い事であろう。
尚、記事以外に補足する(少々難しいが)。
膵臓には「KIF12」というタンパク質が多く分布している。これはインシュリンを十分に分泌させたり、細胞の酸化ストレスに対する抵抗性を高める働きがある。
脂質が多い食事を摂り続けると、腸内環境が悪くなり酸化ストレスが高まる。その結果、KIF12の働きが低下するため、インシュリンの分泌能が低下し、2型糖尿病を発症する。
記事の最後の部分より。
高齢者は加齢にともなって筋肉繊維が細くなり、筋肉が衰えている。その状態で糖質制限により『糖新生』が起きると、筋肉がさらに衰えてしまいます。
筋肉が衰えすぎてしまうと、L-システインというアミノ酸の血中濃度が増し、さらにインスリンの効きが悪くなって血糖値を低くコントロールできなくなることが研究でわかっています。
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じゃあ、どうすればいいのか?
簡単である、筋肉をつける事である。運動の大切さは、私自身も発信してきたが、多くの論文が証明している。
そもそも、糖質制限がなぜこれだけもてはやされるのか?
それは、肥満
を改善する事に対し、「運動」というファクターをほとんど考えていないからである。
さらに言えば、肥満者の割合が増えた理由は、食の欧米化により脂質摂取量が増えたからだけではない。日常の運動不足が大きな原因である。
個人的には食の欧米化よりも、運動不足で糖尿病の人が増えた要因が強いと思っている。
運動以外にも、我々が子供の頃に比べると、たとえば階段を使わずにエスカレーターやエレベーターを使う機会が大幅に増えた。
運動を習慣化し、1年以上かけて筋肉を増やし、基礎代謝を上げる事ができれば、多くの人は食事制限などほとんど不要なはずだ。
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~患者さんと家族のための糖尿病治療の手引き2017 ;日本糖尿病協会 南江堂より~
①血糖値が少し高めで肥満しているけれどもまだ糖尿病でない方(糖尿病の予備群の方)が、食事療法と運動療法を行なうと、糖尿病の発症率は半分以下になる。
これは糖尿病を下げる薬を予防的に内服するよりも効果があるとされている。
②2型糖尿病の患者が食後に運動をすると、筋肉でブドウ糖や脂肪の利用が増加するため、食後の血糖上昇が改善され、糖尿病のコントロールがよくなる。
また、運動を続けることによってインスリンの効きがよくなり血糖値のコントロールがよくなる。
最後になるが・・・
あるテーマを探す場合、自分にとって都合のいい事ばかりではなく、反対の立場の記事も参考にする必要がある。
その結果、今まで自分が正しいと思っていた事が、実は間違いであった事に気づく場合もある。
また、自分にとって都合のいい事でも、今回の添付したサイトのように、内容がいい加減な場合もある。記事をシェアする場合には、自分自身が内容をよく理解してからシェアすべきである。
(画像はネットより拝借)
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