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検査入院して分かったことは、確実に低血糖症状が現れていたということでした。
一般的に低血糖症状を引き起こす要因として、糖尿病の治療に使用するインシュリン注射が挙げられると思います。
インシュリンが利きすぎて、低血糖症状を引き起こす怖い症状ですね。
しかし私は、糖尿病治療を受けているわけではありませんでした。
入院2日目で、私の血糖値は62まで下がりました。
血糖値が下がる度に採血をして、ホルモン値などを検査します。
担当医が考えられる可能性として、病名を3つほど挙げてくれました。
可能性の低い順から説明すると、
1.インスリノーマ
膵臓に腫瘍ができることにより、血糖値の調節が出来なくなる病気で、10万人に1~2人がかかると言われています。
症状としては、精神錯乱を起こし血糖値が50以下まで下がると言われます。
治療としては、外科的手術により腫瘍を取り除けば正常に戻るそうです。
結果として、CT検査やホルモン検査によりこの病気でない事が分かりました。
2.薬剤性
飲んでいる薬の副作用によって、低血糖が引き起こされることがある。
常用している薬を1ヶ月服用停止してみたが、改善が見られませんでした。
3.機能性低血糖
血糖の調節異常により、様々な身体、精神症状を引き起こす病気。
糖からエネルギーを作る機能が上手く働かない状態のこと。
結果としてこの病気であると診断されました。
私の体の不調は、機能性低血糖(反応性低血糖)と呼ばれる病気が起因していました。
最近では、AKB48の岡田奈々さんがこの病で芸能活動を休止したことで世の中に知られました。
1924年アメリカで初めて指摘された疾患なのですが、日本では医師の間でもあまり知られておらず、保険適応外の疾患です。
だから、最初に訪れた町医者はこの病気を知らなかったのです。
しかも、機能性低血糖症を治す薬は存在しませんから、食べ物に気を付けるしか方法はありませんし、一生治らないと言われてもいます。
病気の要因は、ストレスだと言われています。
ストレスは、血糖コントロールに関わる副腎に疲労を与えます。
ストレスを感じ続けることで、低血糖の状態になるのだそうです。
要は、自分のインシュリンが出すぎて効きすぎてしまうのです。
体が悪くなると、「悪霊のせい」だと思い込まされていた私は、やっぱりこの時も「動揺」しましたし、悪い方にばかり考えました。
でも結局は、脱会したことによるストレスが私を蝕んでいたのです。
でも、ストレスを受けない人間はいないと思います。
そのストレスを、どう発散し、どう解決していくかが今後の大きな課題なのだと思います。
ストレスを受けて、自分の体を悪くしてしまったら、自分が損をするだけなのです。
韓国で倒れた時、私はそれを学んだはずだったのですが・・・。
自分の許容範囲を超えるストレスには、勝てなかったようです。
だから、私はカルトによる痛みや悩みや苦しみを抱えている人たちが集う場所があればと思うのです。
「人に話すこと」によって、心はだいぶ楽になりますものね。
つづく
機能性低血糖症の症状
何となくやる気が起こらない、極度の疲労、頭痛、めまい、発汗、震え、動悸、目のかすみ、消化不良、甘いものを異常に欲しがる、うつ、不眠、不安、いらいら、集中力の低下など。
このような症状が、食後3時間後に起こり始めます。(食事を摂ると改善)
人によっては、無症状で低血糖になる方もいます。
思い当たる症状がある場合は、内分泌科のある総合病院に相談されることをお勧めします。